人生を歩んで行く上で切っても切り離すことができない【お金】という存在について、誰でも簡単に大金を稼ぐことができれば良いのですが、世の中にはそのような美味しい話はなく、いつの時代も「稼ぐことは簡単ではない」という見解が一般的であると思います。
そこで多くの人は稼ぐことよりも簡単な節約によって自分のお金を増やして行こうと考え、主婦を始め、一人暮らしや新婚さんなど多くの人が実践するのが節約であると思います。

しかし、この節約もやってみると意外と大変だったりするんですよね。
「節約しよう」と気合いをいれたものの、少しでも食材が安いスーパーを探して移動距離が増えてしまったり、光熱費の節約を頑張ろうとして夏はより暑く、冬はより寒く、お風呂では肩まで湯舟につかれず窮屈な姿勢をしたりと節約にはかなりの我慢を要するということに気付いて疲労が増えてしまっている人が結構多いのではないかと思います。

もちろん、節約は生活に制限を設けることと言えますからそれなりの我慢は必要不可欠ではあるのですが、ストレスが溜まってしまい、返って節約ができていない、節約に失敗したという状態になってしまうことも多々あると言えます。

節約をしたのに貯金ができていないのはなぜ?

稼ぐことは今すぐできるものではないし簡単ではないからまずは節約をしようと意気込み、我慢の日々を過ごしていた中でふと家計簿を見直してみると、節約する前より出費が増えてしまっているという事態に陥ってしまう人は多いです。
それはなぜなのか?節約をし、普段より安く野菜やお肉を購入し、光熱費も確かに下がってはいるのになぜ出費が増えているのでしょうか?その理由は確かに節約はできたもののそれによって生まれた我慢によるストレスから余計な品物を知らない内に購入してしまっていたからということが考えられます。
例えば、1駅離れたスーパーの方が野菜が安いからそこまで行こうと自転車をこぐ、夏の暑い中いつもより長く自転車をこいで家に帰るも節約のため冷房なんて言語道断…暑いですね。
いつもより疲れたしいつもより暑いですね。
そしてふと気が付くと右手には無駄なアイスを持ってしまっているのです。

節約を頑張っているんだからと、我慢をしているのだからと、その甘えが自分へのご褒美に繋がり、無駄なアイスだの無駄なお酒だの普段よりも余計に買い物をしてしまい余計に食材の消費をしてしまっている結果、個々の節約はできてもトータルでの出費は増えてしまうという事態に陥るのです。
光熱費の節約や食材の節約による数百円の積み重ねは一撃のお酒やアイスに負けてしまうのです。
なので節約が無駄な努力に終わってしまうのです。
知らなければいけません。
人間はそこまで強くないですし、そこまで強くなる必要もないですし、そこまで我慢をする必要も実はそんなにありません。
適度に節約し、適度にお金を使い、適度にストレスを発散して生活を成り立たせることが大事なのです。

努力の節約は失敗に終わる

節約で本当に大事なのはメンタル!
頑張って我慢し、節約をしてもそこから生まれたストレスにより結果は節約の失敗に終わってしまった。
こうして自暴自棄になり、節約を軽視し、益々出費を増やしてしまうという事態だけは避けなければいけません。
日本人は基本的に頑張り屋さんです。
節約やお金のことを考えてこの文章を読んでいるあなたは間違いなく頑張り屋さんで報われるべき人間の一人です。
でも頑張った結果、節約は失敗に終わってしまった。
しかし嘆く必要はありません。
これを教訓に節約のために考え方を変えるのです。
頑張って節約したけど上手く行かなかったのならシンプルに頑張らない節約に軌道修正することです。
節約と考えると節約術とかのテクニックを学ぼうとしてしまいがちですが、節約で本当に大事なのはメンタルです。
考え方です。
お金に対するこれまでの考え方を変えて行くことが節約に繋がり、人生において持てるお金の器を大きくするカギになると言えるのです。

節約を成功させるメンタルとは何か?

お金というものはその持ち主の考え方次第であらゆる表情をしてきます。
お金に対し、乱暴な考えを持っていれば散財に繋がり、お金に対し慎重すぎる考えを持っていれば我慢という弊害に見舞われてしまいます。
「節約をするぞ!」とか「節約をしなければいけない」という強迫観念に囚われ、それがストレスに繋がり、節約に失敗したという事態もお金によって人生をコントロールされている状態、すなわちお金を自分より上の存在にしてしまったが故の失敗であると考えるべきです。
お金を自分の上の存在にしてはいけません。
お金はいつだって使う側の人間のとって下の存在です。

お金のために我慢をして使われていては一生節約は成功しないのです。
なのでお金よりも上の損z内になれば良いのです。
ではそのためにどうするべきか?それは一つの気付きを心に刻むことです。
その考えとは…「人生って意外とお金を使わなくても幸せじゃないか?」という真実に気付くことです。
これを聞くと「いやいや、お金はたくさん必要だよ」という意見が出ると思いますが、それはお金より下の人間の思考です。
お金でしか動かない人間はお金より弱い人間を指します。
それではいけません。
気付くのです。
「人生って意外とお金を使わなくても幸せだ」ということに気付くことが節約の第一歩です。
こう考えると頑張って節約するというステージから一つ上がり、嫌でも節約できてしまう状態になることができます。

人生って実は意外とそんなにお金は必要ない?

思い出してみてください。
学生時代、友達と公園や放課後の教室でお話をしている時、時間を忘れるほどに楽しかったことでしょう。
「もうこんな時間だ、返らないとお母さんに怒られてしまう」というように時間が飛ぶほど笑った時間が学生時代には多くありましたよね。
その時、お金ってかかっていますか?いいえ、一円もかかっていませんん。
私たちは元々お金がなくても時間を忘れるほど楽しいと感じ、顔の筋肉が疲れるほど笑い合い、一円もかからず幸せを体験できていたのです。
それがいつからか全てにお金が必要と考え、いつのまにか自分自身よりお金という存在が強くなってしまう、意識をしないとそのような大人になるのが今の社会システムとなります。

この機会に思い出してください。
一円もかからず幸せを感じたあの時間を。
もちろん大人ですからお金を使って楽しむことは当然です。
でもその中で必ずしてしまっている無駄な出費を我慢ではなく必要ないという思考で無くして行くことが節約には必要不可欠なのです。
光熱費や食材等を努力や我慢で節約するのではなく最低限、活用しながら無駄な娯楽や無駄な通信費を見直していくのです。
スマホ代に月1万円払っているのならすぐに変更をすべきです。
今では格安なものを始め、大手キャリアでも新しい安いプランが登場しているのですから、我慢ではなく努力を辞めて無駄はないかと見直す余裕を持ち、節約をして行くのです。

実は私たちの幸せにはそんなにお金が必要ではありません。
我慢をしストレスを無駄に溜めてしまうから無駄にお金を使わざるを得ない状況に入ってしまっているだけなのです。
今の時代の娯楽にもお金はそんなにかかりません。
動画配信サービスは安いですし、無料で十分に楽しめるプラットフォームも世の中にはたくさんあります。
更には自分自身の身体を鍛えることや考えことをすることなど自分自身をもっと使いこなせば面白い時間を過ごすことはもっと容易になるのです。
世の中の進歩はより安く、より面白いものになっていますし、自分自身は気付いていないだけで体も頭ももっと楽しみ方があるはずです。
なので私は節約はテクニックではなく、メンタル、考え方にあると確信してるのです。

まとめ

我慢や努力の先に節約の成功はありません。
大事なのは考え方を変えることです。
そこで気付くのです「人生って意外とお金を使わなくても幸せじゃないか?」という真実に気付き、過去に自分自身が一円もかけずに大笑いをした時間を思い出し、お金を使わない幸せの存在に気付くことができればきっと今してしまっている我慢の必要ない無駄な出費を知ることができ、そこの改善で節約は容易に成功をすると言えます。
人類の発展による娯楽の安さを活かし、お金をかけずに得られる幸せを思い出し、この人生はお金のために生きる必要がないと気付き、この文章に出会った皆様が本当の、本物の人生を生きていけることを願い、結びとさせていただきます。